欅坂46終了で、思うこと

2020年7月19日日曜日

Idol note

t f B! P L

たいそうなタイトルをつけたが、なんでやろなぁ?とちょっと考えたことがあったので書いただけ。

あくまで外野から見ていた人間の感想。欅坂のファンにしたら「お前は何を言ってるんだ?」状態だと思うが、周辺からはこんな風に見ているよ、という理解をしていただければと。

前置き

欅坂46がこの10月で終了となるとのこと。ただ、解散ではなくて改名とのことなので、メンバーはほぼそのままか新メンバーが追加されるということになるのだろうか。

デビューからしばらくは明らかに女性アイドル界のトップを走っていた欅坂46。「サイレントマジョリティー」や「不協和音」は、女性アイドル界の歴史に残る名曲と言ってもいいだろう。紅白にも出演し、その激しいダンスでも話題になった。

同じ坂道系の乃木坂46が10年近く続いて、今なおアイドル界のトップを走っている。AKB系も、一時ほどのパワーはないもののまだまだ続いていきそう。そんな状況で、5年というのはあまりに短いなと。

今はライブ中心の地下アイドルは大変な状況にあるが、テレビその他メディア出演が多いAKB系や坂道系は、このご時世でもそこまでダメージはないと思っていたのだが。

欅坂46は、なぜここまで落ちぶれてしまった(とあえて書かせてもらう)のか?改名しなければいけない理由はなんだろう?とちょっとだけ考えた。

カギは、既にメンバーではないが、間違いなく「平手友梨奈」と「長濱ねる」だろう。

思いつく理由(1) : 平手友梨奈

平手友梨奈。欅坂の絶対エース。それも、他所のグループとは絶対具合が全然違う。休養していてもセンターに据えられるほどである。もはや神。まあはっきり言えば平手のワンマングループだったのが欅坂46。

特定の人物を特別扱いしてグループを売り出すことはよくあることで、そのことで成功を収めるグループも多々ある。欅坂の場合、平手を前面に出すことで、欅坂の反抗的なイメージを作ることに成功している。

平手以外のメンバーもそれなりには活躍しているが、正直なところ知名度は低い。感覚的には、ももクロの"赤(百田)とそれ以外"に似た感じだろうか。アイドル界隈ではそれなりの知名度だが、一般の人は「顔見たことあるかなぁ?」「名前はわからん」とのイメージ。

そんなグループのまま欅坂は人気を得てきたが、今年初めに平手が脱退してしまう。このニュースを聞いた時点で「おいおい、大丈夫なんか?」と思ったが、ここまですぐに大丈夫じゃなくなるとは思っていなかった。

カリスマ的な大将が死んで国が亡びるがごとく、欅坂も終了となってしまった。欅坂終了の直接的な原因はこれかなと。

思いつく理由(2) : 長濱ねる

そして、長濱ねる。平手と1,2を争う人気と知名度という認識。

写真集がバカ売れしたりと個人での活躍はあったが、シングル表題曲ではそんなに目立った位置には居なかった印象があるので、長濱の卒業自体はグループにそれほど影響はないように思う。

ただ、長濱の"2軍スタート"のためだけに作られた「けやき坂46」いわゆる"ひらがなけやき"が、欅坂の2軍の位置づけでありながら独自の活動を始め、やがて「日向坂46」として完全に独立する。この日向坂46が今非常に評判が良いと聞く。
シングルも順調にリリースされ、CMタイアップもついている。テレ東で日曜深夜に放送されている日向坂の番組は、その直前に放送されている欅坂の番組よりも視聴率が良いこともあるとか。

この日向坂の成功も、欅坂終了の原因ではないかと思っている。
同じ事務所でもあるし。そして日向坂46は、長濱ねるが居なければ今存在していなかった可能性が高い。つまり、長濱が間接的な欅坂終了の原因となっているのではないかと。

今後について

改名後はどういう路線になるのだろうか?

反抗的なイメージが欅坂の人気の源だと思っているが、それを変えるのだろうか。そこを変えないのなら改名も意味がなくなってしまうので、変わるのだろう。

これほどのメジャーアイドルが改名することはそうそうないので、この先のアイドル業界を占う意味でも、注目しておいて損はないかなと。



#欅坂46 #けやき坂46

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