櫻坂も登ってみようか

2024年4月3日水曜日

Idol

t f B! P L

テレビ東京の日曜深夜は、「乃木坂工事中」「そこ曲がったら、櫻坂?」「日向坂で会いましょう」と坂道グループの番組が3つ続く。これまでは日曜24時(月曜0時)からだったが、この4月から日曜24時15分からと少し開始が遅くなってしまった。月曜を前にして15分とはいえ後ろに押すのは痛い。

4年ほど前から日向坂46が気になりだし、それからというもの毎週日曜の夜は「日向坂で会いましょう」(ひなあい)を視ることが増えた。
ひなあいを視るようになるまでは、ガキ使の流れからそのままGoing!などのスポーツニュースを見ていることがほとんどで、坂道3番組を観ることはあまりなかったのだが、ひなあいを視るようになってからは、ひなあいの前の「そこ曲がったら、櫻坂?」(そこさく)の後半くらいから流れでわりと見るようになった。

改名の意味がわからなかった

「そこ曲がったら、櫻坂?」は櫻坂46がメインの番組だ。ひなあい同様、芸人仕切りでアイドルが色々バラエティをやる、よくあるアイドル番組。司会は土田晃之とハライチの澤部佑。
櫻坂46の前身・欅坂46の時に放送されていた「欅って、書けない?」(けやかけ)から、グループの改名を機にこの番組名に変わっている。

前述のように、ひなあいを視るようになるまでは、けやかけもほとんど視たことがなかった。なので、欅坂46のことについては、さすがにサイマジョや不協和音などの代表曲は知っていたが、それ以上のことはあまり詳しく知らなかった。


欅坂46については、終了時にこんなことを書いている。(当時はnoteの記事)

欅坂46終了で、思うこと

要は誰でも知っているようなことしか知らなかったし、本当のグループの雰囲気はよくわからないのだが、外野から見ている分には、どうしても「平手ワンマングループ」のイメージしかなかった。
そして、欅坂46から櫻坂46への改名は、このイメージを払拭するためだと思っていた。

しかし、櫻坂46として初のシングル「Nobody's fault」を初めて聞いたときの感想は以下だ。(noteのつぶやき)

櫻坂46の新曲「Nobody's fault」をTVで見た。非常に良い曲だと思ったが、欅坂との差がないように見えた。あえてそうしたのかもしれないが、だとしたら改名の意味は?と思ってしまう。少なくともA面は新しいところを見せた方が良かったんじゃないかと。(あくまで外野の意見

その後の「BAN」や「流れ弾」も、欅坂時代を彷彿とさせる曲が続いたので、ますます意味が分からないな、と思っていた。

2期生へのシフト

ところが、最近そこさくを視ていて、ふと気づいたことがある。

「そういえば、2期生たちが目立っているな。」

櫻坂になってからシングルを6枚発売しているが、A面のセンターはすべて2期生になっている。B面C面も多くは2期生だ。2023年末で1期生4名2期生13名なので、人数割合的にそれほどおかしくもないが、改名当初は1期生11名2期生15名だったことを考えると、明らかに2期生を中心にしようというのが見える。

なるほど、櫻坂への改名は、2期生へのシフトを明確にするためだったのかと。

2期生とは言っているが、1期生との間にけやき坂(ひらがなけやき、現・日向坂)の1期2期が入っているので、実質4期生くらいの立ち位置になる。なので、1期生と2期生の差はかなり大きかったはず。その差は時間をかけて埋めていきたかったのだろうが、欅坂が色々あってボロボロの状態になり、さらに感染症騒動も重なってしまったので、そんな余裕もなくなり、かなり強引に方向転換せざるをえなくなった、それで誕生したのが櫻坂なのかなと。

名前のとおり明るくなった

そしてもう1つ、明らかにグループの雰囲気が明るくなっているように見える。

セットや衣装のヴィジュアルもあるだろうが、声の大きさが明らかに大きくなってる。
けやかけをたまに視ていたときは「声ちっさいなぁw」と思うことが多かった。もちろん声の大きいメンバーも居たが、全体的にとにかく声が小さかった。たまたま視たパン屋に修行に行く企画では、返事をしない、しても声が小さい、とパン屋の大将にめちゃくちゃ怒られていたのを覚えている。

自分が視ている感覚では、井上、武元、松田の3人が番組の中心になっている。そこに田村、大園、大沼、増本、守屋あたりのラヴィット!など他のバラエティ番組にもよく呼ばれているメンバーが絡んでいくことが多い。そしてエース格である森田、山﨑もちょくちょく前に出てくる。みんな2期生だ。

地域性なのか、上京してきて寮生活(おそらく事務所借り上げのマンションで暮らしている)しているからなのか、2期生の多くが西日本出身というのも関係しているんじゃないかとも思っている。

そして、3期生も選抜メンバーに入るようになり、そこさくでの活躍も目立つようになってきた。中嶋、石森、谷口はラヴィット!のシーズンレギュラーにもなり、これからもっと面白くなりそうだ。


もう欅の薄暗いイメージはなくなり、櫻の名前のとおり明るいイメージになり、楽曲とのギャップも大きくなり、魅力あるグループになったように自分は思う。
欅時代が良かったという人もいるかもしれないが、やはりイメージというのは大事で、割と負のイメージがついてしまったものを払拭するには、改名しかなかったのかな?と今になって思う。

やっぱりバラエティは明るくないと面白くない。ひなあいにはそれが溢れているのだが、そこさくにもそんな雰囲気が出てきた。どちらも同じ制作会社なので、面白ポテンシャルはほぼ同じはずで、ひなあいが面白ければそこさくも面白いはず。1年くらい前からそこさくもフルで視るようになっているのだが、これからもちょっと続けていきたい。

注目の投稿

[album] Tnaka - Tnaka IN THE HOUSE

QooQ