基本インドア派の俺、当然遠征なんかはしないが、関東近郊で行こうかな?と思ってもエビ中のライブは大概SOLD OUTなので普通は観に行かない。だが、今回はりななん推しのツレから、色々訳あって参戦できないのでと代打を要請され、参戦と相成ったしだい。エビ中推しと言いながら、ライブはスーパーヒーローのリリイベお台場と16年ファミえんしか行ったことがなくて、ホールは初めてというね(汗
以下、超絶なネタバレあり。
映像化されてから観る人とか、まだ今回のツアーにこれから参戦する人とか、とにかく気になる人は帰れ!w
15時頃、パシフィコ横浜到着。既に結構な人が集まってたが、今日はとにかく暑いので、みんな日陰に待避、って感じやったかな?
今回はどうしても欲しかったものがあったので、グッズ売場へ直行。
いや、これはかわいい。実物観てもそれは変わらずで、2個買おうと思ってたが、おひとり様1個までという制限が…残念…。もう1回列に並ぶという手もあったが、まあそこは大人対応で。
あとは生写真。とりあえずいつもどおり2セット購入。そしたら、まやまサインキター!
※この写真は、後で↓ぁぃぁぃサインと交換したので、手元にはもうない。
そして、ブルゾン…誰?w
シークレットで入ってるとは聞いていたが、マジで誰やねん?w
※後の調査で「ブルゾン莉子」と判明。
5/31に発売されるアルバム「エビクラシー」、今回は特典のポスターとかもないし、リリイベは既に予定があって行けないんで、どうせならってことでスクラッチやってみるか、ってことで予約。まあ、安定の5等でしたが。
会場内には、メンバーのレッスンの模様の写真が。既にネット上で上がってた写真を見てたけど、改めて見るとまあちょっと考えることもありましたな。
一旦会場の外に出て待機。唯一の知り合いに合って、大阪のお土産などを渡して、なぜか野球トークw
16時半頃入場。
なんか結構前の方やな…と思いながら席に向かうと、上手舞台端のお立ち台の正面、前から9列目という超良席。基本地蔵で観る俺にはなかなか緊張感のある席でちょっとひくwww
開演までさっき買ったパンフレットのメンバーインタビューをパラパラ読み。やっぱりモー娘。とかあややとかに影響を受けてる人が多い。やっぱりスーパーアイドルやったんやなぁと。
17時、いよいよ開演。セトリおよびライブの流れは以下のとおり。
- ebiture
- ゑびすとてたまわんせむ(新曲)
- 制服"報連相"ファンク(新曲)
- CHAN-CHARA-CHAN
- ハイタテキ
- 放課後ゲタ箱ロッケンロールMX
- (MC・自己紹介)
- フォーエバー中坊(新曲)
- ちちんぷい
- MISSION SURVIVOR
- まっすぐ
- (MC・母の日トーク)
- 寸劇(着替え)
- コミックガール(新曲)
- 仮契約のシンデレラ
- 幸せの貼り紙はいつも背中に
- 君のままで(新曲)
- I'm your manager!!!
- (MC)
- 藍色のMonday(新曲)
- さよならばいばいまたあした(新曲)
- ポップコーントーン
- 春の嵐(新曲)
- (MC・コール&レスポンス)
- 紅の詩(新曲)
- なないろ(新曲)
- 感情電車(新曲)
- (MC・〆の挨拶)
- (アンコール)
- Lon de Don
- 金八DANCE MUSIC
- サドンデス
- (MC・Mステ練習など)
ebitureではメンバー登場せず、幕が開くだけ。
幕が開くと、そこには私立恵比寿中学の校旗を持ったメンバーが1名。顔は隠れていて誰かは分からない。風貌から少なくともまやまではない、ナタリーの記事で見た八王子のときとは違うなというのは分かったが。
旗を避けると、そこにはりったんが。そして、「ゑびすとてたまわんせむ」と共に、両脇の階段から他のメンバーも登場し、階段を下りてくる。なかなかかっこいい演出。
その流れで「制服"報連相"ファンク」。これは曲もダンスもかっこいい。
りったんがメインの曲のようだったが、ほんまにあのりったんが?という感じで、立派にセンターを務めていた。去年のソロコンのときも立派になったな、と感じはしたが、今日はそこに「かっこいい」までプラスされていた。ま、歌はまだまだアレな感じやけどw それ以上の何かを感じた。
続いて「CHAN-CHARA-CHAN」「ハイタテキ」「放課後ゲタ箱ロッケンロールMX」と既存曲を続ける。まあこの辺は周りは盛り上がりますわな。俺的にはCHAN-CHARA-CHANが観れてよかったかなと。
そしてMC・自己紹介。でも割とサラッと終わった印象。
次は「フォーエバー中坊」。永遠に中学生など、過去の作品を混ぜ込んだ曲。ヒャダイン作だが、これはちょっとヒャダインの悪い方が出てるなぁ、という気はした。完全に過去曲は排除しても良かったんちゃうんかな?と。
そして「ちちんぷい」「MISSION SURVIVOR」のアゲ曲を連発。いつもどおり、MISSION…は地蔵の俺もタオル回す回すw
からの「まっすぐ」。ここは落差激しかったなぁ。
MCでは母の日トーク。
ここまで観て、歌はみんな安定してたし、特にぽーちゃんが格段にうまくなってた。ここまでの進行もなかなか良かった。けど、やっぱり課題はフリートークやなとw
最初に安っさん「それではトークしていきたいんですけれども…」ってそんなん言うたらアカンねんw
ただ最後は、まやまが家族と寿司食いに行って、家族がトイレ行ってる間に精算を済ませた、といういい話を持ってきてた。ここはさすが大人やなと。まあ、そのせいでメンバーみんなに焼肉やなんやって集られてたけどwww
で、トーク終わりで急に寸劇開始。
みれかほりこの3人で、マンガみたいな話があるとかないとか話しだす。途中から、他の4人が一人ずつアニメの名セリフ?みたいなのを言いながら出てくる。というか、衣装チェンジの時間やったのね。まあ、上着脱いだだけやけど。4人の最後がぁぃぁぃで、「ツモ!」みたいなこと言うてて、リアル咲が観れたwww
その後、3人も着替え終了で「コミックガール」に。ぁぃぁぃメインの曲だったが、タイトルどおりなかなかコミカルな感じやったかと。
「仮契約のシンデレラ」「幸せの貼り紙はいつも背中に」と既存曲が続く。仮シンではぁぃぁぃの靴が脱げるハプニング。それたなひーのネタやんw
そして、安っさんメインの「君のままで」。俺は実は「エビ中のボーカロイド」な安っさんが好きなんだが、感情を出して歌う安っさんもいいな、とこれを聴いて思った。
さらに「I'm your manager!!!」と5曲連続のハードゾーンやった。
短いMCでは、靴を履くために袖にはけたぁぃぁぃを待つ間に繋ぎのトークをしていたが、なかなか戻ってこないぁぃぁぃ。って下手のお立ち台の陰に隠れて、前の方の席に激レス送ってるしw いいな~あの辺の席の人たちwww
MC後は「藍色のMonday」。これはみれいちゃんメインってこともあってか、新曲では唯一アイドルソングっぽい感じ。振付もかなりポップな感じでかわいかった。それでいてかっこいい感じもあり、なかなか印象的な曲。
続けて新曲の「さよならばいばいまたあした」。これはなんとなく夕方のイメージな歌かな?そして、誰かに話しかけてるようなそんな曲。人によってはホロッとくるかも。
「ポップコーントーン」があって、まやまメインの「春の嵐」。あんまり詳しくないので間違ってるかもしらんけど、イメージ的には水樹奈々な感じ、アニソンな感じがした。まやまにはピッタリな曲かと。そして、ぁぃぁぃたなひーまやまのトレイン(3人縦に並んで順番に唄っていく)は圧巻やった。
MCでは景気づけにコール&レスポンスを。「じゃあ、ひなたよろしく!」とムチャ振りするMCの安っさん。しかも「大人っぽくね☆」とか、ムチャ振りもええとこwww 「中学生だから」と言ってやったコール「男子中学生~!」「女子中学生~!」「在校生~!」。急造したわりには良かったかも?安っさんも「後でメモしとこう」って言うてたしw
さらにぽーちゃんにもムチャ振りする安っさん。困ったぽーちゃん「中華街~!聞こえてるか~!」みたいなよく分からんコールをw まあでも思い切りでやってみる感じはいいな。
ここから「紅の詩」「なないろ」「感情電車」の新曲3連発。
「紅の詩」はたなひーメインかな?TAKUYA作ってことで、ジュディマリっぽい感じはあったな。
「なないろ」はネットでも公開されていたので、俺も結構聴きこんで行ったが、これはほんまにええ歌やなと。池ちゃんはほんまエビ中にピッタリのいい曲を持ってきてくれる。曲の前に「たくさんの想いが詰まった曲、私たちのスタートの曲です。」と言っているように、これが新しいエビ中の代表曲の1つになるなと。
「感情電車」はぽーちゃんメイン。ぽーちゃんはほんまに歌が上手くなった。特に高音がよく出てようになった気がする。ぽーちゃんのイメージに曲も合ってる。
最後のMC、今日は全体的にカミカミの安っさん、最後もだいぶ噛んでたなぁw がんばれメインMC!
当然のようにアンコール。
「Lon de Don」でまずは盛り上げ、5/26(金)のMステ出演決定を記念してか「金八DANCE MUSIC」、そして最後は「サドンデス」と、アゲ曲3曲をもってきた。
かなり近くでまやまのギロッポンジャンプが観られたので満足w
「サドンデス」は、下から安本・小林・廣田・柏木・中山・星名・真山の順。安っさんはまた最初の脱落、ぽーちゃん「今日こそ彩ちゃんが優勝すると思ったのに~」www りったん「Dance battle, no thank you!」と早速新番組の成果が?w
最後に、Mステ出るからちょっと練習しとこう!ってことで、階段の上に上がるメンバー。「じゃあみんな曲唄ってね!」とお願いされ、みんなで唄いだすが、それ金八DANCE MUSICのヤツw ヒャダインがパクリで作った方!w もうみんな原曲忘れてるやろwww 謝れ、B'zの松本孝弘に謝れ!www
最後の最後、はけて行くときにみれいちゃんが一言、
「私事だけど、5月22日で私と松野がエビ中に入って7周年だよ~!」
ここまで松野のまの字も見せてなかったけど、決して忘れてるわけではないんやなと…。
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これ以降は、送る会のときの記事と同様、りななん推しにはかなりキツいことも書いていることを注意してとく。
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エビ中のメンバーがパフォーマンスをするところを観るのは、俺にとっては"あの日"以降では初めてになる。映像を含めても、こないだのNHK BSプレミアムの番組だけ。
「送る会」の時点で俺の中ではエビ中はもう完全に7人になっていたが、それでも本当に7人で大丈夫なのか?今までの7/8のパワーしかないのでは?という不安がなくはなかった。なので、1曲目を観たら、この先のエビ中の印象が決まるな、と思い観ていた。そして、事実上の1曲目である「制服"報連相"ファンク」が始まって、すぐに思ったこと、
「なんやこれは?」
「かっこええ、かっこ良すぎる。」
初っ端に新曲を持ってくるのはなかなか勇気がいるかと思うが、知らない人も多いこの曲で、いきなりみんなのテンションを上げられたんやないかと。この曲が最初で大正解。
そして、今までのエビ中にはない感じの、なんとなくハロプロっぽい感じもする新しいダンス。サビのところのパクパク?の振りとか、エビ中というかスタダでも今までにない感じかと。まあそんなにライブを観てるわけではないので適当やけど。
とにかくかっこいい。もう1回書く、かっこいい。いやマジで。
もうこの時点で「あ、エビ中はこの7人で大丈夫やな。」と確信した。たった1曲観ただけだが、そういう結論に至るに十分なパフォーマンスやった。同時に、もう新しいエビ中はできあがってるなとも思った。
最後まで観てもそれは変わらなかった。むしろ改めてそのことを確認していくだけの作業だったかもしれない。既存曲は7人でのフォーメーションへの組換え、歌パートの振り替え、りななんパートは別の誰かが唄ってるわけだが、違和感なくできていた。そして新曲は、これまでにない斬新なダンスや複雑なフォーメーションが中心。この短期間でよくここまで仕上げてきたなと。
りななん推しには大変申しわけないが、はっきり言って今のエビ中にはもうりななんの場所はない。それほどまでに7人で完成された形に仕上がっていた。でも俺はそれが正しい姿だと思う。前にも書いたが、現実としてこれからエビ中は7人で進んでいかなければならない。だから7人で100%のステージにしなければいけない。りななんが入るような隙があれば、それは100%のステージではない。
でも、メンバーは決してりななんのことを忘れてはいないし、エビ中の歴史から消し去ろうとしているわけでもない。最後にみれいちゃんが言った一言もその表れ。
それに、じゃあこれまでのライブで、事あるごとに瑞季や杏野や鈴木の話をいちいちしてたか?と。それと同じ。本人の意思なのか、不本意ながらなのかの違いはあれど、同じ転校生として扱ってると思えば、まったく不思議なことではない。
彼女たちがこれまでの仲間を忘れるはずがない。それはエビ中を見てきたファミリーならみんな分かるでしょうよ。
アルバム「エビクラシー」、今回から線対称の漢字のタイトルでもなくなったし、おなじみのInterludeもなくなったしで、こんなとこからも新しいエビ中が見えてきているわけだが、今日のライブで曲を聴いて、改めて新しいエビ中になってるなと感じることができた。
そして、新曲は総じて良かった。コールを入れられなさそうな曲が多いので、ドルヲタ的にはイマイチな人も居るかもしれないが、この路線は絶対に間違ってない。俺はかねてから「SMAPや嵐のようなスーパーアイドルになるのは、ももクロではなくてエビ中だ。」と言ってきているが、そのためには絶対に必要なこと。そして、それをこなせるだけのポテンシャルをこの7人は持っていると思っている。
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しかし、ほんまにエビ中ってすごいグループやなと。
リーダーはいない。絶対的なエースがいるわけでもない。やのになんでこんなパワーがあるのか。
15年末くらいからなんか色々あって、校長も呑まなやっとれんわ!ってくらいになってときもあったけどw そんな逆境がある度に、みんなで助け合って乗り越えてきた。
そして"あの日"、たった20年前後しか生きてない子たちが、想像もしていない出来事に巻き込まれてしまった。逆境なんてレベルのものではない、とてつもない不幸。俺もさすがに「エビ中はこれで閉校しても仕方ない」と思っていた。
でも、彼女たちは7人で進んでいくことを決めた。Quick Japanのインタビューを読むと、色々引きずっているメンバーもまだ居るようだが、それでもステージ上ではそんなそぶりを一切見せることなく、とにかく楽しいところを見せよう、自分たちのすごいところを見せようとしている。みんなどんだけ強いねんと。
こんな素敵なグループに出会えて、ほんまに良かった。そう思える素晴らしいライブやった。
そして、今回のホールツアーは見ておいて良かった。こんな機会を与えてくれたツレに感謝。
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