たこやきレインボー - 軟体的なボヤージュ

2019年3月4日月曜日

Album Idol Music

t f B! P L
2/27発売のたこやきレインボーの3rdアルバム。1年ぶりのアルバムリリースだが、この間シングルリリースも配信1曲のみやったんで、久々のCDリリース。待ちに待ちましたよ…。
今回も落ち着いた雰囲気のジャケット。色分け云々を言う人もいるようだが、俺はこっちの方が好きやけどね。

タワレコ特典のクリアファイルと、タワレコ一部店舗限定の「No Idol, No Music?」ポスターも無事ゲット(ポスターの写真撮り忘れてる…orz

封入特典トレカはまいまい!いいねいいね!

リリイベの感想の中に、試聴レベルでのアルバムの感想を少し書いたので、かぶっている話も多いが、アルバムをちゃんと聞いて改めて感想を。


まず言えることは、1枚のアルバムとしてすごくいいデキということ。
「どれか1つは好きな曲があるはず」とメンバーが言ってるとおり、色んな曲調を揃えてきて、バラエティ豊かになっている。それでいて、1曲1曲がバラバラな感じではなく、今回のアルバムのテーマでもある「ボヤージュ」が再現できているかなと。「Rainbow Plane」「ウェッサイ・ストーリー」で旅が始まり、「疾風」「あなたとの約束」でアルバムは終わっていくが、たこ虹たちの「ボヤージュ」はこれからもまだまだ続いていく、という感じが良く出ているかと。
なので、このアルバムは、順番に通しで聴くのが最良かと。まあ、アルバムは本来そうあるべきやと思うけど。

でも、音楽がデジタル時代になり、スキップやシャッフルが簡単にできるようになってから、アルバムを1つの作品として楽しむことが少なくなっている。俺自身も同じやけど。っちゅーか、CDも知らないような若い人は、アルバムという概念がもうないのかもしらん。

そうなると、アルバム内にも一般向けのインパクトがある曲が1曲は欲しいなと。今回のリード曲「あなたとの約束」は非常に良い曲やと思うし、さすがJeff Miyaharaという感じだが、一般向けのインパクトとしてはちょっと弱いなと。
avexになってから、コンビニや商業施設などの有線放送でたこ虹の曲がよくかかるようになっている。アルバムの場合はそのリード曲がかかるわけだが、前アルバムのリード曲「卒業ラブテイスティ」は、しょっぱなやサビの「たこやきのラブソング♪」っていう歌詞が非常にインパクトがあり、人の耳を傾かせる効果が大きかった。実際「何これ?」ってつぶやいている虹家族ではない人もチラホラ見かけた。だが、今作はそういうのがないかなと。1曲1曲は良いのに、虹家族以外に聴いてもらえる機会がない、っていうのは非常に残念。

個人的にはこの路線は絶対に間違ってないと思ってるし、脱スタダDDという意味で非常によいと思っているが、だからこそ色んな人に聴いてもらえるようにしないといけないのではないかと。
SNSでの宣伝がヘタクソ、なんて言われるたこ虹陣営だが、自分はなんやかんやでまだまだテレビやラジオの力の方が上やと思ってるんで、その方面で力入れていって欲しいなぁと。それも大阪で。なかなか大阪に行けない自分には、東京近辺で色々やってもらえるのは確かにありがたいが、まずは大阪でそれなりの知名度になってからの方がよいのでは?と思っている。

今回のアルバムのように、良い弾はいっぱい持ってるんやから、あとはそれを効果的に撃っていって欲しいなと。特に大阪でね。

そして、今年も新喜劇はよ!(アルバム関係ないやんw


[お気に入り曲]
※もちろん全部なんだが、中でも特にお気に入りの曲。
#1 Rainbow Plane
#3 私、ただ恋をしている
#6 Rise and Shine!
#7 Boules de poulpes S'il vous plait
#8 SuperSpark

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以下、全曲レビュー(とか言いすぎ。ただの感想、というか紹介。)

#1 Rainbow Plane
近年のももクロやロジャポあたりによく曲を提供している invisible manners の曲。
虹色の飛行機が、これから大空へ飛び立ちます!ボヤージュに出ていきます!って感じで、アルバムの一発目にふさわしい曲。

#2 ウエッサイ・ストーリー
作詞・綾小路翔、作曲編曲・西園寺瞳、っちゅーことで、曲がまんま氣志團w
ボヤージュに出ていこうとしているたこ虹自身への応援ソングになってる気がする。ライブでも盛り上がりそう。

#3 私、ただ恋をしている
今回唯一のヒャダイン曲。
80年代のゴリゴリのアイドルソングに仕上げてきて、おっさんの俺は大好きよw
いつも狙ってきてアタリハズレの激しいヒャダ曲だが、今回は大当たりかなと。

#4 アゲたこノーティーFunk
かなり本格的なFunkというかHIP HOP。
急にこんなんが入ってきて結構びっくりしたが、後で調べたら、曲提供の今井了介さんが、安室ちゃん、w-inds.、大知くん、AAAあたりによく曲提供してる人ってことで納得。

#5 踊れ!命尽きるまで
ふざけてるねw さすがバクバクドキン。特設サイトのコメントも適当やしw 
たこ虹のワチャワチャ感がよく表現されてるような気がする。

#6 Rise and Shine!
このアルバム内で、たこ虹の可愛さが一番出ているのがこの曲。
作詞のMioFRANKY曰く、メンバーが共同生活をしている「たこ虹ハウス」の朝のイメージらしい。確かに、ほんまにこれくらいバタバタしてそうw

#7 Boules de poulpes S'il vous plait
読み方は「ブル ドゥ プルプ シル ブ プレ」、で合ってるかどうかは知らんw 「たこやきお願いします」って意味、で合ってるかどうかも知らんwww
フレンチシンガーの Reina Kitada が作詞ということで、全編フランス語に聞こえるが、ちょいちょい日本語が入り混じって、なかなか面白い曲。

#8 SuperSpark
作詞をさくちゃんが手掛け、それをCMJKが料理した曲。一応テクノポップってことになるんかな?
間奏の部分が妙に印象に残る。さくちゃんの歌詞が活かされた曲かと。

#9 疾風
浅利進吾が去年の「浅利進吾ナイト」を見て書いた(と言ってたような?)歌詞の曲。浅利進吾がたこ虹のアルバムにかんでくれると、オールドファンは嬉しい。できればそろそろ「めっちゃシリーズ」の第4弾を…(汗
たこ虹には、疾風のようにアイドル界を、芸能界を吹き抜けていってほしいものですな。

#10 あなたとの約束
今作のリード曲。
作詞をドランクドラゴンの塚っちゃんがやってくれた。初期のたこ虹の面倒を見てくれた塚っちゃんやからこそ書けるところもあるやろう。
Jeff Miyahara 作曲ってことで、曲がものすごくいい。

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