アイドルのエビ中なんで、いわゆるアイドルフェスなんやろう、と思われがちだが、出演者は順に、桜エビ～ず(OA)、HERE、ニューロティカ with 湊カヲル(グループ魂)、魔法少女になり隊、SUSHIBOYS、POLYSICS、ももいろクローバーZ、吉澤嘉代子、岡崎体育、ゲスの極み乙女。、フジファブリック、そして、私立恵比寿中学。桜エビ～ずとももクロ以外はおよそアイドルファンを寄せ付けない、訳の分からない布陣にw 多くは楽曲提供の縁での出演となるわけだが、それだけ幅広い楽曲をエビ中は持っている、ということもよくわかる。
エビ中で野外と言えば雨、というのがお決まりだが、今回も例に漏れずw 特に前半は酷かったなぁ…最後まで体力持つかなぁ？って感じで観ていたが、出てくる人出てくる人が強すぎて、後方エリアでレジャーシート敷いて観てたのもあって、結局ほぼ全部見ることができた。
実は俺、いわゆる「フェス」というものに初めて参加したんだが、こんなに多彩なフェスってあるんやろうか？と思うくらいの色々なジャンルの音楽に触れることができ、楽しむことができた。
つまり、エビ中はいつもこんな音楽たちに触れながら日々活動してるんやなと。そらこれだけのグループになりますわな。この辺は校長やかりそめ先生の力が大きいやろなと。まあただ単に自分たちの趣味を押し付けてるだけかもしらんけどw まあでもどんな曲がハマるかは聞いてみないとわからんから、そういう機会があるということは非常によいことかと。
そして、今更ながら、エビ中10周年おめでとうございます。まあホンマの10周年は8月なんですが。
俺がエビ中を知ったのは2014年夏なんで歴史の半分くらい、ちょうど8人体制になった頃からしか観てないんですが、"現時点では"エビ中の一番いい時代を観てこられたんだと思っています。この先、この"一番いい時代"がどんどん更新されるような大活躍を、これからも願っています。
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以下、それぞれのグループの感想や、前後の色々。
いつものことですが、ちゃんとしたレポートはナタリーでも見てくださいw
10時頃、現地着。
待ってる間に結構な雨が降ってきたが、そろそろ開演ってことで入場。
とりあえず、上手側前方の方に一旦陣取ってみた。
11時になり、ちょっとした煽りVTRが流れ、まずはエビ中の面々が登場し、まやまが開会宣言をしていよいよ開演。
そして、オープニングアクトの桜エビ～ず登場。
桜エビ～ずを観るのは2年前のライブ以来となるが、さすがに前見たときとはデキが全然違うなと。「タリルリラ」以外は初めて聴く曲だったが、さすが校長一派って感じのいい曲が多い。前に観たときには「村星りじゅさんが桜エビ～ず成功のキーマン」と言っていたが、ビジュアルは予想どおりずば抜けていいし、歌のパートも増えたみたいやし、かなりがんばったんやろなぁと。そして、芹沢もあさんがめっさデカなっててびっくりした(汗
雨も上がってきたが、ずっと立ちっぱは間違いなく最後までもたないので、後方エリアに退避し、レジャーシートを敷いて座りながらの観覧に切替。
で、本編開始。
まずはHEREから。
まあ正直めちゃくちゃ売れてるとは言えないバンドだが、エビ中ファミリーはもちろん全員が知っているバンド。エビ中がフェスやるんなら、まあ呼ばなアカングループやわなと。
Vo尾形回帰「晴れ男の僕が来たから、雨が上がりましたよ！」と言った直後から大雨降ってきたのワロタw
HEREの唯一と言っていい知ってる曲「死ぬくらい大好き愛してるバカみたい」が生で聴けたので良かった。
続いて、ニューロティカ。
今年で結成35年の大ベテランパンクバンド。いや、ニューロティカ知ってる人は「なんでこのフェス出てんねん！」って思うわなw
俺も名前は何度も聴いたことあるが、正直どんな感じなのかはよく分かってなかったし、わりとふざけた感じのイメージは持っていた。まあなんか信者が多い、っていうのはよく分かるなw クセになる感じはある。
途中、エビ中と湊カヲルが登場して、エビ中への提供曲「元気しかない！」を披露。ぽーちゃんはまさかのイノウエメイクw
イノウエです！
トイレに行きたくなったので一旦離脱、戻ってきたら知り合いが後方で座ってるということやったので合流。
次は、魔法少女になり隊。
こちらはニューロティカと打って変わって、8ビットサウンドにドット絵と超現代的バンド。この落差w
基本的には同じ曲調なんで、悪く言えば単調なんだが、まあそういうグループなんで。「ちちんぷい」はエビ中メンバーも登場してのコラボ。
続いて、SUSHIBOYS。
埼玉県越生町を有名にするために活動してるらしいw
「誰も知らないと思いますが…」」っていやいや一応エビ中フェスやからだいたい知ってるってw まあ普段どんな曲をやってるかは知らん人は多いかもしらんけど。
途中でアヒル(プールとかで浮かべて乗るヤツ)を客席に2匹も投入。結構後方までお散歩してましたなw
この辺まで結構な雨が降っていて、座りながらひたすら雨に耐えていた。なんだかとっても眠いんだ…カランコローン♪みたいな感じになりつつ、修行のように耐える時間が続いたが、ここでようやく雨が上がり、後半戦に。
次は、POLYSICS。
ここ最近のPOLYSICSはなんかちょっと違うかなぁ？という感じがしてたんだが、テクノポップであり、ロックであり、ニューウェーブであり、というまさにPOLYSICSワールド全開で、今回のライブを観て再評価。映像も合わさってというのが良かったんかもしらん。
そして、ももいろクローバーZ。
説明不要のエビ中の姉貴分。
ももクロとエビ中の2組だけが同じステージに立つ、というだけでもかなりレアで、しかもコラボ曲「COLOR」を披露するのは、あーりんが言ってた「今日が最初で最後」はあながちウソではない気がする。というくらいのレア度。アルバムで聴いたときはそれほどって感じやったけど、実際見ると圧巻でしたな。ライブで映える曲な気がした。
あと、「さらば、愛しき悲しみたちよ」が聴けたのは良かったかな。ギターが布袋さんではなくて元ジュディマリのTAKUYAやったけど、まあそれはそれで豪華。
しかし、たった30分のフェス出演でバンドを連れてきたというのは、エビ中応援のためなのか、エビ中をぶっ潰すためなのか？w
続いて、吉澤嘉代子。
なんかやっと赤レンガ倉庫のライブ、って感じの人が来た(汗。
エビ中に提供した「曇天」のセルフカバーは、ちょうど曇天模様やったのもあって、とても良かった。まあ実はパクパクウータン村で並んでたので、直接観てはいないんだが(汗 音はがっちり聴こえてましたよ。
出番の最後で、ゲストと称してぽーちゃん登場。吉澤弾き語りで「日記」を、1番は吉澤が、2番はぽーちゃんがそれぞれ唄う。吉澤さんの歌とぽーちゃんの声の相性はかなり良いですな。
で、いい雰囲気になったところでの、岡崎体育。
って、どういう順番やねんw
「FRIENDS」のバンドざまーみろ！でなぜかエビ中メンバーが煽られて出てきたり、バラード中に「俺の中の莉子ナカヤマ」が出てきたり、あるあるフラダンスでフリップ芸したり、といつもの岡崎ワールド。
念願のSSAライブに来てたエビ中からの感想で安っさん「今日はいい感じだった。MUSiCフェスでもその感じでやってくれれば。」と上から目線発言されたこにキレてたw
そして、ゲスの極み乙女。。
いや～やっぱゲスさんすごいなと。流行りの声高い男性ボーカルバンドやけど、それ以上にやっぱり「ワールド」があるなと。そして何より華がある。これが売れてるバンドか…という華。
川谷絵音はいかにもクセのある人って感じやけど、他のメンバーも結構クセありそうやなと。それでいて、MCが意外とちゃんとしてるっちゅーか、客に合わせた話をしてて、ただただミュージシャン面してる人ではないんやな、っていうのもわかった。
ゲストの最後は、フジファブリック。
志村正彦のバンドと言われがちなフジファブリックだが、いやいやもう完全に現3人のバンドになっていた。特に今日のステージは心にドンとくるものがあった気がする。エビ中への提供曲「お願いジーザス」のセルフカバーの途中で急に大雨が降ってきたのは、何か思うところがある人も多いのではないかと。
今の流行りのバンドのゲスさんと、オールドタイプのロックバンドのフジファブリック、この対称的なバンド2組を最後に並べてきた、この順番考えた人はすごいなと。まあ吉澤嘉代子周辺の順番はやっぱりどうかと思うけどw
そして、強いバンドが2つ続いてきて、ここにきてようやくフェスっぽくなってきた感じ(汗
大トリはもちろん、私立恵比寿中学。
10周年ということもあって、昔の曲から最新曲まで取りそろえた良いセトリやったかと。
Family Complexの各メンバーの名前が入った歌詞の部分、みれいちゃんが歌詞に詰まってて「あれ？泣いてる？」って思ったけど、どうやらほんまに泣いてたようで。
みれい☆ MUSiCフェスありがとう
昨年末に事故があって、休養期間があって、春ツアーも半分くらいは出られないような状態が続いていたようだが、今日も半分以上はダンスなしやったとはいえ全編に出ていたし、MCでは一番よくしゃべってたし(担当安っさんのはずなんだがw)、かなり回復してきている模様。そして、ポイントポイントでいい味出してくるみれいちゃんは、やはりエビ中には欠かせない人やなと。
そして、今日はぽーちゃんが絶好調やった気がする。"イノウエ"やって、ソロもやって、本編も絶好調で、完全に今日のMVP！
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終わった後はランドマークタワー横のドックヤードのところで反省会。
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